ミッションステートメント
Our Waveは、テクノロジーを通じてサバイバーの力を引き出すことに尽力し、AIツールが倫理的で透明性があり、ニーズに的確に応えるものであることを保証します。
1. 目的
このポリシーは、Our Waveにおける人工知能(AI)技術の倫理的使用、透明性、説明責任に関する原則とガイドラインを明確にし、サバイバーを支援し力を与えるという私たちの使命と一致させることを目的としています。
2. データの収集と利用
- コミュニティ合意: データの収集、使用、所有に関するコミュニティの意見を反映した合意を確立・遵守し、サバイバーの権利と自律性を尊重します。
- 明確なデータポリシー: データの所有権、使用権、管理方針に関する包括的なポリシーを明確に伝達します。
- 透明性: データの出所、収集方法、AIシステム内での具体的な用途についてオープンに情報提供します。
3. 倫理的配慮
- 公開報告: Our Waveは、AI技術に関する倫理的課題に積極的に対応するため、定期的で分かりやすくアクセス可能な公開報告を行います。
- 人的レビュー: AIの出力は、責任を持ち倫理的な意思決定を確保するために、適格なスタッフによって確認・検証されます。
4. バイアスの検出と防止
- 半年ごとの監査: AIシステムのバイアス監査を年に2回実施し、潜在的なバイアスを特定、対処、防止します。
- 多様な学習データ: 公平性と包括性を高めるため、多様で代表的な学習データセットを継続的に維持します。
5. 透明性とコミュニティ参加
- 年次インパクトレポート: AIの取り組みの有効性、成果、影響を詳細に示した包括的な報告書を年1回発行します。
- コミュニティからのフィードバック: アンケート、フォーカスグループ、オンラインフォームなどを通じて、AIの運用に役立つコミュニティの意見を積極的に収集します。
6. 法令遵守と説明責任
- 法的および規制の遵守: 法的レビューとスタッフ向けの必須トレーニングを定期的に実施し、関連する法律や倫理ガイドラインを一貫して遵守します。
- サードパーティ製ツール: 倫理基準を保つため、サードパーティのAIツールは厳格な精査、定期的な評価、説明責任のある使用によって管理されます。
7. スタッフのトレーニングと認識向上
- 非公式なトレーニング: スタッフの継続的な能力開発として、カジュアルな議論、ワークショップ、資料の共有を通じてAI倫理や責任ある技術利用に対する理解を深めます。
8. 影響評価とリスク管理
- 定期的な評価: ベネフィットを受ける人々のフィードバックとパフォーマンス指標に基づく体系的な影響評価を定期的に実施し、AIツールの改善を継続します。
- 人間の介入: AIの意思決定プロセスには常に人間の監視を組み込み、サバイバーの経験と倫理的配慮が結果を導くようにします。
9. データのプライバシーと同意
- 定期的な見直し: 継続的な法的レビューとコンプライアンス研修により、プライバシー規制を厳格に遵守し、サバイバーのデータを保護し、同意に基づいた使用を確保します。
10. データの所有権と主権
- コミュニティ主導のポリシー: データ主権に関する透明でコミュニティに根ざした合意が、個人データに対するサバイバーの権限を強化します。
このポリシーは、サバイバーを効果的かつ責任を持って支援するためのAI技術の導入における、Our Waveの倫理的運営、透明性、継続的改善への献身を反映しています。厳格な基準を守ることで、私たちはコミュニティとの信頼を築き維持することを目指しています。AIの責任ある使用は、警戒心、適応力、そして支援する人々との協力を要する継続的な取り組みであると理解しています。積極的な関与と一貫した監督を通じて、私たちは倫理的な取り組みを強化し、AI技術が前向きな変化の原動力であり続けることを確保します。
最終更新日:2025年6月16日
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